＜酒造好適米「オオセト」について＞
香川県を代表する酒造好適米「オオセト」は、雄町と早生黄桜（わせきざくら）を掛け合わせて生まれました。1979年に品種登録され、香川では1980年から使用されてきた歴史ある品種です。
酒質の傾向としては、雄町の血を引く米らしくしっかりした旨味があり、酸もやや強めで骨格がしっかりしていて、華やかというよりは穏やかで落ち着いた香りが特徴なので、食中酒に向いているとされます。
＜川鶴とオオセト＞
川鶴酒造の酒造りのモットーは「米の特徴を最大限に活かす」ことにあります。オオセトの特徴である「しっかりとした旨味」を引き出し、酸とほのかな苦味が複雑な味の層を形成し、飲み飽きしない食中酒として仕上げました。
また、川鶴酒造が香川県を代表する「オオセト」を主要な原料米として取り扱うことは、香川の風土を大切に酒造りをしていることをまさに表しています。
100％香川県産オオセトにより造られたこの「川鶴 純米 オオセト」は、『川鶴 of the 川鶴』と言える1本です。
＜スペック＞
川鶴 純米 オオセト
香川県産オオセト 100％使用
【精米歩合】65％
【アルコール度数】15％
【おすすめの召し上がり方】冷酒～常温～お燗
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
＜ペアリング例＞
「川鶴 純米 オオセト 火入れ」は、日常的な和食に寄り添う“食中酒”タイプの日本酒です。素材の味を活かした料理、特に出汁や醤油を使った料理によく合います。
ペアリング例
①焼き魚（塩サバ、サンマの塩焼きなど）：米の旨味と塩味・魚の脂がよく合い、酒のキレが後味を整える。焼き香との相乗効果も◎。
②鶏の照り焼き：甘辛いタレと米の甘味・酸味が調和し、酒の旨味が肉の旨味を引き立てる。
③筑前煮・根菜の煮物：素朴でやさしい味付けに、やわらかな酒の旨味が馴染む。冷でも燗でも楽しめる組み合わせ。
④揚げ出し豆腐：出汁の旨味と調和し、油分を酒の酸が洗い流す。温かい料理と冷の酒の温度差も楽しい。
⑤讃岐うどん（温）＋かしわ天：地元香川の料理との相性は抜群。出汁文化に寄り添う優しい味と酒の旨味がマッチ。
応用編
ポテトグラタン：ホワイトソースのミルキーな味と、オオセトの柔らかい旨味が自然に溶け合う。
クリームチーズ＋クラッカー：チーズの酸味とコクに、純米酒の旨味とメロン系の穏やかな香りが合う。
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